夜更けの四方山
本質ってなんだろう。
本質の捉え方を指す言葉を探して、そこから本質の意味を考えてみたい。
たとえば、見抜く。
奥底まで見通すという意味だそうだ。
そして見極める。これは物事の奥底を知り尽くす。深いところまで会得するという意味。
となると、本質とは、対象に対して、その深い部分を見て、知るということになりそうだ。
何か、今あるもので本質を見えないか、やってみよう。
ちょうど目の前にコップがある。これは半円の持ち手があり、5cmほどの直径の淵に10cmほどの深さの陶器のコップ。
あ、面白い、様々な詳細を形容しながら、最後に固有名詞が来る。
コップ、と。
コップ以外の呼び方はないのだろうか。
器、容器。液体を入れて保管するモノ。
どれもそうだと思うのだが、しっくりこない。
どこがしっくりこないのだろう。
そうこれ!って感じがないんだ。
液体を入れるもの?
今日も夜は更けていくのでした。