Over Bridge

「時間のつくり方、つかい方」を考える。

人のつながり

父の誕生日が先日あった。

病気になって5年、検査のたびに家族で心配したのだが、ようやく無事に5年経ち

完治と呼ばれる状態にまでなった。

 

祖父が先月亡くなった。

その知らせをきいたとき私は仕事をしていた。すぐに上司に伝え、同僚にも話し、

岡山に帰った。なんとも言えない気持ちが胸につっかえたまま、葬式でふっと涙がこみ上げた。自分で納得のいく言葉が出ない、なんとも言えぬ気持ち悪さと祖父にお礼らしいお礼をできないままとなったこと。どことなく、辛いな。この想いが溜まって、

誰かがなくなるということを意識して、今を愛おしく生きるんだろうなと痛感した。

 

大切な人と別れた。

切り出すのはすごく苦痛だった。ただしそれを聞く相手の方が苦痛だったんだと思う。

ただそれぞれの将来を天秤にかけた、というと言葉がきざかもしれない。

ようは自分に自信がなかったということか。

ただ僕はそうでもしないと、自分んが安易な道に行くと思って怖かったんだと思う。

 

出会い、別れ、成長、発達、苦しみ、いろんな感情は僕の人生を潤しも乾かしもする。

すべて受け入れて、洗って、留まるものは留まらせて、生きていくしかないのだろう。